CIE L*a*b* + D

この測定ファンクションは表色系 L*a*b*と同時に濃度値を測定します。測定照明条件（Mファクター）の設定が色彩値がM0、M1、M2で濃度測定がM3（偏光フィルタ有り）の場合、自動で各条件での測定結果を表示します（例：M1+M3）。

CIE L*a*b* + D　色差+濃度差

この測定ファンクションでは基準色とサンプルを測定すると色差と濃度差を同時に表示します。

測定方法）基準色で見本や色校を測定すると、自動的にサンプルに切り替わり、サンプルで刷本を測定するとそれらの差が表示します。

CIE L*a*b*

CIE L*a*b*を測定します。

測定照明条件（Mファクター）の設定も可能です。

CIE L*a*b*　色差測定

基準色を測定し、サンプルを測定するだけで色差が測定できます。

色差式 CIEDE2000にも対応しています。

CIE L*a*b*　ジャパンカラーとの色差測定

アドバンスドには基準色の設定で「近似色を検索」する機能が入っています。この機能を使うことで現物が無い（ジャパンカラーのように色彩値だけ）基準色との色差をサンプルで測定できます。

例）基準色の「近似色を検索」の項目から内蔵されている「JCS2011 Coated」を選択、サンプルで印刷物を測定するだけで、基準色との色差を測定できます。

CIE L*a*b*　ジャパンカラーとの色差測定　結果

近似色の検索で「JCS2011 Coated」を選択してシアンのベタ部を測定した例です。

ジャパンカラーのCyan（基準色）との色差がdE*a*b* 3.46と表示しています。

カラーサークル　色度図での表示

CIE L*a*b*のファンクションと同様の測定で色度図に表示することもできます。

G7　グレイガイドの測定

G7の測定をスポットまたはスキャンで行うことができます。

左の例ではスキャンで測定を行う設定で専用のコントロールストリップをスキャンします。

G7では自動的にMファクターが切り替わります（この例ではM1）。

G7　スキャン測定結果

専用のコントロールストリップをスキャンした結果です。

各項目のOK/NGが確認できます。

G7　スポット測定

もちろんスポットでも測定が可能です。

この例はシャドウ部を測定した結果です。

反射スペクトル

可視光域の反射率を測定できます。L*a*b*値も同時に表示します。

もちろん、基準色との比較も可能です。

インクチェック（InkCheck）

インクチェックは基準色とサンプルの色差だけでは無く、色差が少なくなるための濃度値のガイドを行います。

この例では

　・現在のジャパンカラーのシアンとの色差が「6.9」あります。

　・濃度を「+0.31」高くする、またはHeidelberg社の機械でインキを「+25.2％」増やすことをガイドしています。

　・濃度が上がれば色差は「2.4」に改善する事を表しています。

この機能を使い特色印刷で、現物見本を基準色で測定し、調肉したインキで印刷してサンプルで測定する事で濃度を調整すれば色差が小さくなるのか、調整しても色差は変わらないのかを判定することができます。

CIE XYZ

表色系 CIE XYZで測定が行なえます。

CIE L*C*h*ab

表色系 CIE L*C*h*abで測定が行なえます。